
活動・団体の紹介
ジャパンハーベストは、岡山県を拠点に、食品ロスとなった食品を必要とする人々へ届けるフードバンク活動を行っています。
企業や店舗、地域の方々から寄付された食品を、行政機関、子ども食堂、福祉施設、生活に困難を抱える家庭を支援する団体などへ届け、日々の食料支援につなげています。
2025年度は、36トンの食品寄付を受け取り、京都・大阪・兵庫・岡山・広島・香川の支援団体を通じて年間41,347人に食品を届けました。

食品の回収・配送は年中無休で行っています。
必要とする方々へ、できるだけ早く、確実に食品を届けるため、地域の企業、店舗、農家、支援団体、ボランティアの皆さまと連携しながら活動を続けています。
私たちは、まだ食べられる食品を廃棄ではなく支援へとつなぎ、食品ロスの削減と、子どもたちの食の支えを両立する活動に取り組んでいます。

活動の背景、社会課題について
経済的な状況によって、子どもたちの食の内容には差が生まれています。
厚生労働省「平成27年度 乳幼児栄養調査」では、経済的な暮らし向きによって、子どもの食物摂取頻度に差があることが示されています。
たとえば、野菜を毎日1回以上食べている子どもは、経済的に「ゆとりあり」の世帯では82.3%である一方、「ゆとりなし」の世帯では74.8%でした。
また、魚を週4日以上食べている子どもも、「ゆとりあり」の世帯では49.5%、「ゆとりなし」の世帯では34.7%と差が見られています。

一方で、菓子、菓子パン、インスタントラーメン、カップ麺などは、経済的に「ゆとりなし」の世帯の子どもほど摂取頻度が高い傾向が示されています。
つまり、子どもたちに必要なのは、単に食べ物を届けることだけではありません。
野菜や果物、さまざまな食材に触れ、調理し、誰かと一緒に食べる体験そのものを届けることも、重要な支援だと私たちは考えています。

食事の量だけではなく、どのような食材に触れ、どのような食体験を重ねるかは、子どもたちの成長にとって大切な要素です。
一方で、地域には規格外などの理由で出荷できない農産物や、まだ食べられるにもかかわらず食品ロスとなってしまうパンや食品があります。
私たちは、食事に困る子どもたちがいる現実と、まだ活かすことのできる食品が地域に存在している現実をつなぎ、子どもたちの食事と学びに変えていくことが必要だと考えています。
その取り組みが、ジャパンハーベストの「エコキッチン」です。

活動内容の詳細、実績について
ジャパンハーベストでは、通常のフードバンク活動として、企業や店舗などから発生する食品ロスとなった食品を回収し、支援団体を通じて必要とする方々へ届けています。
2025年度は、36トンの食品寄付を受け取り、子ども食堂、福祉施設、生活に困難を抱える家庭を支援する団体などを通じて、年間41,347人に食品を届けました。
食品の回収・配送は、必要とする方々へできるだけ早く食品を届けるため、年中無休で行っています。日々、企業・店舗・農家・支援団体・ボランティアの皆さまと連携しながら、食品ロスを食料支援へとつなげています。
その活動に加えて、現在力を入れているのが「エコキッチン」です。
エコキッチンでは、規格外などの理由で出荷できない農産物や、食品ロスとなったパン・食品を活用し、子どもたちが実際に食材に触れ、調理し、みんなで食べる体験を行っています。
2025年度は、エコキッチンを49回開催し、延べ1,113人の子どもたちが参加しました。
子どもたちは、野菜を洗う、切る、調理する、盛り付ける、一緒に食卓を囲むといった体験を通じて、食材への関心や食べることの楽しさを学んでいます。
これは、単に食事を提供する取り組みではありません。
子どもたちが食材を知り、自分で調理し、誰かと一緒に食べる経験を重ねることで、「食べる力」を育てていく取り組みです。
エコキッチンは、日々の食料支援の現場から生まれた、食品ロス削減と食育をつなぐジャパンハーベストの新しい柱です。
2025年度の活動実績
| 内容 | 実績 |
|---|---|
| 食品寄付受け取り量 | 36トン |
| 食品を届けた人数 | 年間41,347人 |
| 食品回収・配送 | 年中無休 |
| エコキッチン開催回数 | 49回 |
| エコキッチン参加者数 | 延べ1,113人 |
代表者メッセージ
私は16歳のとき、病気で長く入院した経験があります。
そのときに強く感じたのは、食べることは、ただ栄養をとることではないということでした。
温かいものを口にできること。
誰かと食卓を囲めること。
「おいしい」と感じられること。
それは、人が前を向くための力になるのだと、私は身をもって知りました。

ジャパンハーベストではこれまで、食品ロスとなった食品を、必要とする方々へ届ける活動を続けてきました。その中で強く感じてきたのは、子どもたちにとって必要なのは、食べ物そのものだけではないということです。
食材に触れること。
自分で調理してみること。
誰かと一緒に食卓を囲むこと。
そして、「食べることは楽しい」と感じられる経験を持つこと。
エコキッチンを通じて、とても印象的なお話があります。
それは、子どもたちと一緒にお好み焼きを作った日のことです。

普段は長く座っていることが難しい男の子が、スタッフに支えられながら卵を割り、生地を混ぜ、お好み焼きを作りました。
焼き上がったお好み焼きを食べたあと、その子は何度も「お好み焼き」と口にし、さらにもう一枚、自分で作って食べてくれました。
その姿を見て、施設のスタッフやご家族がとても感動されていました。
私は、あらためて思いました。
食べることは、単にお腹を満たすことではない。
食材に触れ、作り、誰かと一緒に食べる時間が、子どもたちの中にある力を引き出すことがあるのだと。
エコキッチンは、規格外農産物や食品ロスとなったパン・食品を活用しながら、子どもたちに食事と食育の機会を届ける取り組みです。
市場に出ることができなかった野菜や、食品ロスとなった食品を、子どもたちが自分たちで調理し、みんなで食べる。
それは、食品ロスを減らすだけではなく、子どもたちに「食べる力」を届ける活動でもあります。
食事に困る子どもたちへ食品を届けること。
そして、子どもたち自身が食材に触れ、作り、食べる体験を届けること。
この二つをつなぐことで、食品ロスを子どもたちの学びと成長につなげていきたいと考えています。

エコキッチンは、まだ育てていく途中の取り組みです。
地域の皆さま、企業の皆さま、支援者の皆さまと一緒に、この活動を継続し、さらに広げていきたいと思っています。
一枚のお好み焼きを囲むように、子どもたちが安心して食べられる場所を、地域の皆さまと一緒につくっていきたい。
皆さまのご支援を、心よりお願いいたします。
寄付金の使い道について
今回のクラウドファンディングでいただいたご寄付は、エコキッチンの継続・拡充のために大切に活用します。
目標金額は30万円です。
主な使い道は以下の通りです。
| 使い道 | 内容 |
|---|---|
| 食材の回収・配送費 | 規格外農産物や食品ロスとなった食品を受け取り、会場や支援先へ届けるための燃料費・車両維持費 |
| 調理備品・消耗品費 | 子どもたちが調理体験を行うための調理器具、手袋、容器、衛生用品など |
| 会場運営費 | エコキッチン開催時の会場使用、準備、片付け、運営に関わる費用 |
| 衛生管理費 | 安全に調理・提供を行うための消毒用品、保存用品、衛生備品など |
| 広報・連絡調整費 | 協力団体、ボランティア、参加者との連絡調整や活動報告に関わる費用 |
いただいたご支援は、食品ロスを子どもたちの食事と学びにつなげるために活用し、エコキッチンの継続的な運営につなげていきます。
最後の呼びかけ
規格外などの理由で市場に出ることができなかった野菜。
まだ食べられるにもかかわらず、食品ロスとなってしまうパンや食品。
それらを、子どもたちが調理し、学び、みんなで食べる時間へとつなげていく。
エコキッチンは、食品ロス削減と食育、そして子どもたちへの食事支援をひとつにつなぐ取り組みです。
子どもたちに、あたたかいご飯と「食べる力」を届けるために。
皆さまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

本プロジェクトについて
このプロジェクトは「FUSO for Social 創業90周年、地域共生の未来をつくる supported by 扶桑薬品工業」の認定プロジェクトです。
「FUSO for Social 創業90周年、地域共生の未来をつくる supported by 扶桑薬品工業」では、扶桑薬品工業が広報・PRサポートを支援することで、社会課題の解決に取り組む地域団体の資金調達を応援します。扶桑薬品工業は本プロジェクト等を通じて、ステークホルダーと協働しながら、持続可能な社会の実現に向けて地域社会の発展に貢献してまいります。
▼FUSO for Social 創業90周年、地域共生の未来をつくる supported by 扶桑薬品工業
https://congrant.com/jp/corp/f...
▼扶桑薬品工業ウェブサイト
https://www.fuso-pharm.co.jp/
▼扶桑薬品工業Xアカウント
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