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教育・学びのプロジェクト
無料で学べるオンラインのプログラミングクラブを継続したい!
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一般社団法人Kids Code Club
一般社団法人
プロジェクト概要
「本来平等であるはずの子どもたちの可能性を、生まれた場所に関わらず伸ばしたい」そんな想いで、私たちは無料のプログラミングクラブを2016年にスタートし、これまでのべ2万人の子どもたちにデジタルを学ぶ機会を届けてきました。 コロナをきっかけにはじめたオンラインの「放課後プログラミングクラブ」には、貧困や不登校、発達障害、いじめなど、さまざまな困難や悩みを抱える子どもたちが日本全国から集まり、自分の好きなことにチャレンジしながら生き生きと活動して、成長し続けています。 この活動を、必要とするより多くの子どもたちに届けるために、運営継続のために皆さまのお力をかして下さい!

冒頭12分/Kids Code Club事業説明会2025年1月22日

事業説明会の冒頭12分を公開しております。
▼フルバージョンはこちらからご視聴いただけます
事業説明会フルバージョン/2025年1月22日



表面化する子どもの困難と
あらたな教育格差

いま私たちの周りでは、貧困に加えて、生きづらさを抱える子どもたちが増えており、子どもの3人に1人が何かしらの困難を抱えているとも言われています。このような状況は、「子どもの自殺数・不登校数、過去最多」という数値にも表れています。

さまざまな困難や悩みを抱える中、家や学校以外に、自分らしく自由にすごせたり、いろんな人、新しいことに出会えるような居場所を求めている子どもたち。しかし、必要としている子どもの約4人に1人が、そのような場所を得られずにいます。

さらに、社会のデジタル化が進む中、子どもたちの間にあらたな教育格差が広がりはじめています。学校での1人1台パソコンの貸し出しや、プログラミングの小中学校での必修化、大学入試への導入など、デジタルスキルの学習機会が増える一方で、その機会を経済的な理由や、家庭環境、特性によって得られない子どもたちがいます。

この格差は、将来の収入や職業選択の自由にも影響を与えていきます。

私たちは、このような困難を抱える子どもたちが、デジタルを楽しく自由に学び、その過程で、人生を自分で切り拓いていく力を得てほしいと願って、「放課後プログラミングクラブ」を運営しています。


夢中になれるものや仲間と出会える
放課後プログラミングクラブ

放課後プログラミングクラブ(放プロ)は、週3回夕方と夜にオンラインで開催しています。
多い時は1回あたり70~100人の多様な子どもたちが日本全国から参加。これまで4年間で500回開催してきました。

「こんにちは!」「今日は何するの?」という挨拶とともに、子どもたちが次々にバーチャル空間に入ってきて、自分が好きな場所で、好きな活動をはじめます。

やっているのは、プログラミングやマインクラフト、音楽づくり、お絵かきなどなど。
「先生」は一人もおらず、授業形式で教えることもありません。子どもたちはWeb上にある教材をつかったり、手を動かして試行錯誤しながら、好きなことを自ら学びます。

そして、子ども同士で自分がつくっているものを見せあったり、話したり、チャットしたりしながらだんだん仲良くなって、一緒に遊んだり、教え合ったりして活動をしています。

▼放課後プログラミングクラブでの子どもたちの活動の様子をぜひごらんください🎉

放課後プログラミングクラブでの活動の様子

スタッフが見守る中、安心して自由に活動する中で、自分が夢中になれるものを発見したり、「好き」が共通する仲間と出会うことで、それまで悩みを抱えて孤立していた子どもたちに、毎日の楽しみや成長のきっかけが生まれ始めます。

「チャットで文字が早く打てるようになった」
「つくった作品を発表できるようになった」
「自分で学んでいくことが好きになった」

多様な背景をもつ子どもたちが、自分のペースでチャレンジして、できることを少しずつ増やしながら、自信をつけていっています。


トライ&エラーを通して
「自分ならできる」という自信を育む

・人とコミュニケーションをとることや学ぶことが苦手な子ども
・不登校で周りに知り合いもおらず孤立している子ども
・ひとり親家庭で習い事もできずいつも家でひとりで過ごしている子ども

放プロをスタートして4年。このような子どもたちが、自らの可能性を開花させていく姿を目の当たりにしてきました。
「プログラミングやデジタルを学んでも、技術的なスキルが身につくだけでは?」そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、技術的なスキルを学ぶだけでなく、自分が好きなゲームや音楽、イラストなどを作りながら、トライアンドエラーを何度でも繰り返して、「できた!」という成功体験や自信を積み重ねることができます。

さらに放プロでは、他の子どもとの学び合いや遊びを通じて社会性を身につける機会も得られます。これらの経験は、困難を抱える子どもたちが将来自立し、デジタル社会で活躍するための武器となるのです。


自ら学び続けられる子どもに

プログラミングは教材が無料でWEB上にあふれていて、自己学習がしやすい領域です。放プロで自分で学ぶ力を身につければ、卒業したあとも学び続けられます。ただし、最初の挫折率が高く、自立するまでにはサポートが必要です。

放プロでは、どんな背景をもつ子どもでも仲間と一緒に楽しく学び続けられるように、さまざまな工夫をして学習環境をつくり、子どもが安心して自立できるようサポートしています。

さらに、放プロに参加したいけれどパソコンやインターネットがないというご家庭には、パソコンやモバイルWi-Fiを無料で貸し出しています。放プロに参加してもらいながら、定期的な面談、LINEでのサポート、デジタルリテラシー講習のほか、ITキャリア教育や多様な自習教材の提供と伴走支援をとおして、86名の子どもとその保護者のデジタル活用をサポートしてきました。


子どもたちが放プロに夢中になる理由

これまで放プロに参加した子ども、のべ5,162人に実施したアンケートでは、96.6%が「楽しかった」、98.2%が「また参加したい」と答えてくれました。

これほどまでに子どもたちが夢中になるのには、子どもたちへのインタビューから、以下の3つの理由があると私たちは考えています。

放課後プログラミングクラブで夢中になれる理由
1️⃣ 自分の好きなことに自由に取り組める
子どもたちは、自分の興味に基づいて自由に学ぶことができ、学校やプログラミング教室のような決まったカリキュラムに縛られることがありません
2️⃣ 評価されず、自由に挑戦できる

評価されず、失敗を咎められることもなく、自分の意思でマイペースで好きなことに挑戦できます
3️⃣ 新しい自分を発見できる

学校と違って、放プロでは積極的に発言したり、協力したり、本来もつ力を発揮して、新たな自分に出会える場所になっています

不登校の子どもが学校に復帰して、プログラミングやデザインでクラスで活躍するなど、バーチャルな放プロで育んだ自信や経験が、リアルな日常へ良い形で反映されていく事例も多数出ています。


放プロに参加する子ども・保護者の声


このプロジェクトで実現したいこと

放プロでは数ヶ月毎に新規会員を募集していますが、毎回参加希望者が多くすぐに満席になり、1年以上待っている子どもたちもいます。また、より困難を抱える子どもたちを受け入れていくために、外部の子ども支援団体との連携も増やしていきたいです。

今回のクラウドファンディングでは、受入れ人数を増やし、より多くの子どもたちに学びの機会を提供するために必要なスタッフやサーバー費用を確保したいと考えています。
学びたいと願う子どもたちが学べる環境を整えるために、皆様からの支援を必要としています。どうぞよろしくお願いいたします!

Kids Code Clubが入居しているFukuoka Growth Nextにて。(左から)メンバーの川添(事務局長)、板垣(理事)、山本(理事)、石川(代表理事)、全員IT業界出身でテクノロジーが大好きです!デジタルが得意という強みを活かして、たくさんの子どもたちが楽しく成長していけるように、日々がんばっています!


寄付金の使い道について

私たちは、みなさまからのご寄付をもとに活動を続けています。
今回のクラウドファンディングで集まった寄付金は、以下のように活用させていただきます。

  1. 安全なオンライン学習環境の整備
    • オンライン会場の運営管理費を通じて、子どもたちが安心してプログラミングを学べる環境づくりに活用します。
  2. 学習プラットフォーム基盤の強化
    • サーバー費用と教材開発費を確保し、学習基幹システムと教材の内容充実とオンライン環境の整備に充てます。
  3. 学習機会の提供
    • 経済的な事情を抱える家庭の子どもたちへのパソコンや通信端末の貸与を通じて、デジタルものづくりを学べる機会を創出します。

代表メッセージ

 私は、九州大学工学部に入学後、経済的な事情から大学を中退しました。
その後は日雇いベースの仕事で生計を立てる「ワーキングプア」状態を経験。そして、プログラミングを自分で学びはじめたことが人生の転機になり、2016年にKids Code Clubを立ち上げました。
プログラミングを修得したことで、IT関係の仕事なども請け負うことができるようになり、経済的自立が叶いました。それだけでなく、プログラミングを通じて「とりあえずやってみて、フィードバックをもらって、そこからどんどん良くしていく」という姿勢、そして試行錯誤しながら前に進む力が身についた。そのことが私の人生を変えてくれたんです。
 子どもたちが「困難の中にあっても前に進む力」「自ら学び続ける力」を早い時期から身につけ、自分の人生を自分で切り拓いていくきっかけに。「Kids Code Club」がそんな存在であり続けるために、私たちを応援してください。よろしくお願いします!

一般社団法人 Kids Code Club
代表理事 石川麻衣子


これまでの実績・活動内容


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無料で学べるオンラインの居場所です。貧困や不登校、発達障害、いじめなど、さまざまな困難や悩みを抱える子どもたちが日本全国から集まり、自分の好きなデジタル活動にチャレンジしながら生き生きと活動しています
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