
はじめに・ごあいさつ
皆様、こんにちは。
私たち「NPO法人わたしと僕の夢」は、困難を抱える子どもたちの支援に力を入れている団体です。居場所型の学習支援に子ども食堂の機能をもたせて、安心して学習ができる居場所として子どもたちの将来を支援しています。
10年以上支援をしていくなかで、学力や目標があるにも関わらず、経済的理由により高校進学を諦める子ども達を何人も見てきました。
そこで、2021年から制服を買えず、進学を諦めてしまいそうな子どもたちへ制服支援を行い、進学を後押ししています。
制服がないために入学式に行けない子ども達
制服代を捻出できず、お下がりの制服を探して、高校へ行く子どももいます。しかし、制服がリニューアルされた、サイズが合わないなどの理由でお下がりが見つからず、制服がないために入学式に行けなかった子どもも毎年、数人いました。
教科書や学校指定用品の支払いができていないため、受渡日に「親子で首をくくります」と連絡をしてきたご家庭もあります。自宅に駆けつけると、うなだれて涙を流していた姿が忘れられません。
これまでのように保護者や子どもからのSOSを待っているだけでは到底解決できないほど、状況はかなり深刻な状態にあると感じています。

当法人が活動している福岡県筑後地区では、私立高校に入学する際の入学諸経費は平均約42万円であり、そのうち制服代等(鞄、体操服、靴を含む)は約13.6万円です。(当団体調べ)
施設費、入学時に納入する年間諸費は高校によっては分割支払いを受け入れてくださるところもあります。しかし、制服代は業者への支払いとなるので、分割支払いができません。クレジットカードを持っていないご家庭もあり、その場合は10万円以上の金額を即金で支払う必要があります。
これらの背景から
私たちは、一人でも多くの子ども達に新しい制服を着て、笑顔で安心して高校生活をスタートしてほしいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
前回の応援、本当にありがとうございました。
多くのご支援をいただき、経済的理由により高校進学を諦めそうだった新高校生へ新しい制服を渡すことが出来ました。心より感謝申し上げます。



子どもたちは次のステップに進むべく、高校に通うことが出来ています。
皆様のおかげで、今年度も経済的理由で高校進学を諦めそうな子ども達の進学支援ができました。
今回も新しい制服を贈ることで夢に向かって頑張っている子どもたちにエールを送ってください!
今回、エールを送りたい子どもたちの状況
- 私立高校を受験して合格しても、一時入学金を支払えないことを懸念して公立高校だけを受験する子
- 家計を支えていた人が病気になり、世帯収入が減り、食糧を買えない時期もある世帯
- ひとり親・多子世帯で子どもが病気をしたときなど世帯収入が不安定になる世帯
- 高校進学と中学進学が重なっている世帯

第二目標は、制服代を全額支援することです。当団体調べで、平均13.6万円必要となります。
そこで、第二目標金額は204万円です。

代表あいさつ


わたしたちの活動は2006年に法人化する前から母子家庭のお母さんと子ども達をサポートする活動を行ってきました。この法人は「子ども達」にフォーカスを当て、目の前の「生きるために」の支援(食事や生活支援)と「子ども達の将来の選択肢を増やすために」の支援(無料学習塾と経験値を上げるための各種イベント)を中心に実行団体として「何が必要で何が出来るか?」を日々追及してきました。
米が高騰する中で子ども達に、毎日の温かなご飯を提供することにも緊張感がありましたが、皆様のご支援の中でなんとか繋いでいくことができました。
そして子ども達の制服支援ですが、2021年よりスタートし、今年で5年目を迎えます。多くの子ども達が皆様の愛情をこめた制服を笑顔で着て通学し、無事に卒業し社会に飛び立った子ども達がいます。本当にありがとうございます。この支援が始まる前と始まってからでは子ども達の進学先の高校が大きく変わりました。
低学力の子ども達がより早い時期から目標をもつようになりました。そして成績が上がりました。制服の支援が始まる前は年末になっても志望校が決まらず、右往左往している子が多くどんなに話し合いをしても進めない子ども達がいました。現在では夏休みには多くの子どもたちが志望校をある程度決め、日々、学習に真剣に取り組んでおり、私たちも学習支援のやり方を工夫し、個別指導や授業方式を取り入れ、先生と子ども達、職員、行政、応援をくださる方々と一丸となり子ども達をサポートしております。
この「制服支援」こそ、子どもたちにとって大きな起爆剤となり将来に夢を再びもてるようになった取り組みです。
私たちの力だけでは継続が不可能です。どうぞ皆様のお力添えを子ども達に宜しくお願い致します。全額、子ども達の支援に使わせていただきます。
代表理事 佐藤有里子
「寄附金控除」をお受けいただくことができます
当法人は認定NPO法人です。このプロジェクトを含め当法人へのご寄付は控除(所得控除または税額控除)の対象となります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当法人が発行した寄付金受領証明書(領収書)を添えて確定申告をしていただく必要があります。
本プロジェクトへの寄付金受領証明書(領収書)は、1月下旬に郵送いたします。ご活用ください。
このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです。
このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです。「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」では、寄付決済時に発生する決済手数料をソニー銀行が協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額 NPOに届けます。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透および NPOの社会課題解決に向けた活動を支援することが可能です。
▼GIVING for SDGs特設サイト
https://congrant.com/jp/corp/sonybank/givingforsdgs.html
▼ソニー銀行のウェブサイト
https://sonybank.jp/?cid=cf_gfs042_01
ソニー銀行様より、以下の応援メッセージをいただきました。
このたびは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」へのご参加、誠にありがとうございます。2025年1月に続く2回目のご参加となり、たいへん嬉しく存じます。
「子どもの貧困をなくす」ことを目標に掲げ、子どもたちへの進学・卒業支援などの学習支援をはじめ、人として重要な生活面での支援、さらには職業体験や社会見学といった、さまざまな体験の機会提供などに取組まれているわたしと僕の夢さまの活動は、とても重要と考えています。
本プロジェクトは、その一環として経済的な事情により制服など必要となる物品の支度が困難な新高校一年生への支援を行う取組です。
この取組が格差社会やひとり親家庭、多子世帯における貧困問題といった課題の解決への一助になると同時にSDGsの目標である「No1 貧困をなくそう」「No4 質の高い教育をみんなに」「No10 人や国の不平等をなくそう」の実現に貢献できることを願っています。


