
ひとり親家庭など困窮する家庭への「食」支援は緊急の課題!
こどもの貧困問題に取り組む「こども明日花プロジェクト」はコロナ禍以降、特に経済的に厳しいひとり親家庭に対する「食」の支援を行ってきました。2020年5月、コロナ感染拡大により収入や仕事が減少したひとり親家庭に「みんなにエール!弁当」を配り始め、その後も毎年5,000食、2026年3月までに約30,000食を配布しています。同じくコロナ以降、食品配布(フードパントリー)も続けており、ひとり親家庭など、毎月1回の定期パントリーや随時利用なども含めて、お米や食料品を必要とするご家庭にお渡ししています。
最近の物価高はコロナ禍を上回り、ひとり親家庭に大打撃!
コロナ禍では、収入減少や感染対策の費用などの負担増加など、ひとり親家庭に大きな影響を与えましたが、2~3年前からの食料品や電気料金など相次ぐ値上げや、お米の需給逼迫と大幅な値上げなど、コロナ禍を上回る大きな影響が出ています。給料は上がらない中で、こどもたちの食費を確保するため、お母さんが食事を抜いて食費を浮かす、あるいは、お米が高くて買えず、少量買っても、こどもには食べさせるが、お母さんは我慢するなど、不安とストレスの中で耐え続けています。実際、昨年の夏、私たちがひとり親家庭の皆さんにアンケートを行ったところ、「家計が苦しい」が85%、「食費を削っている」が60%、こどもの「お菓子」や「服」を買わないようにしているが65%もいました。



<ご寄付のお願い>寄付金の使い道について
こうした厳しい環境が続く中では、直接的な「食」支援による、弁当や食料品、お米などの配布を通じて「食べるもの」を確保することがひとり親家庭のこどもたちや保護者にとって、大変、重要と考えています。困窮や孤立によるストレスや不安のため、体調不良や、そして虐待のリスクまで恐れがあります。現在、物価高騰による、弁当や食料品、お米などの値上げにより、購入代金は膨れあがり、一方で利用を希望する家庭は増え続けています。そこで、当団体として、活動継続のための緊急の御寄付をお願いしたいと思います。
【御支援をお願いします】 ◆「みんなにエール!弁当」 毎月130家庭400個配付のうち、130個✕11か月(5月~3月)のご負担 →→→ 弁当1食800円✕130個✕11カ月=1,144,000円 ◆食品配布「定期パントリー(食料品+お米)」 毎月30家庭約100人のうち15家庭✕11カ月 →→→ 食品配布(食糧3,000円+お米2,000円) 5,000円✕15家庭✕11カ月=825,000円 <合計> 弁当114万円+食品配布82万円=196万円+消耗品他=合計200万円が目標となります。
【参考】 〇 弁当配付 1食800円✕5個分=4,000円 〇 弁当配付 1食800円✕5家庭15人分=12,000円 〇 食品配布 1家庭(食料品3,000円分+米2kg2,000円)5,000円 〇 食品配布 10家庭 5,000円✕10家庭=50,000円
「こども明日花プロジェクト」は活動開始10年を迎えました!
2016年5月14日、山口県福祉会館で私たちは「こどもの貧困問題」に取り組む『こども明日花プロジェクト』を立ち上げることを宣言しました。当時、内閣府の発表によると「16歳以下の子どもの6人に1人が相対的貧困の状態にある」ということで、直接、目に触れることはないが、この山口市内にも確実にこうした子どもたちがいるのであれば、私たちにできることから始めよう、ということで「無料学習会(昼食付き)」「こどもの居場所づくり(夕食付き)」から始めました。 その後は、毎年、個所を増やし、現在は市内5カ所で学習会、1カ所で居場所を運営しています。 https://asuhana.org

こどもたちを地域で見守り支える仕組み=「こども食堂」
活動を通じて、困難を抱えた子どもたちやその家族が地域で孤立しないように、地域で支える仕組みが必要と考えて、その頃、全国に広がっていた「こども食堂」は地域のお節介なおじさんおばさんが「こどものために」と食事提供を中心に地域での出会いや交流を広げていました。私たちは、こども食堂を「地域でこどもたちを見守り支える仕組みづくり」として、こども食堂を広げることで、こどもたちを見守る地域づくり(こどもたちの地域包括支援)に取り組んでいれます。

小郡中、宮野中の「学校朝ごはん」、松風館高校で軽食配付
活動開始前から、「家で朝ごはんが用意されず、食べずに学校に行く子どもたちが多い」と聞いて「朝ごはんを食べて、朝から元気で勉強や体育に取り組んでほしい」と学校での朝ごはんを実施したいと考えていました。小郡地区では学習会を行っており、その関係で当時の小郡中の校長先生に相談したところ、賛成して、関係先等への説明もしていただき、お陰様で2019年6月から毎週水曜の朝ごはんの提供が始まりました。同じく市内の宮野中でも校長先生に御理解いただき、2020年6月から始めることができました。また、2022年に新設された定時制・通信制の松風館高校でも毎週1回、昼食を提供しており、生徒の皆さんも楽しみにしているそうです。

コロナ禍での「みんなにエール!弁当」「ごちそうさまプロジェクト」「県下一斉パントリー」による「食」支援
2020年2月27日、新型コロナの感染拡大に備えて、全国の小中学校、高校などが3月から臨時休校にすると発表がありました。スタッフから「急に給食がなくなると、困るこどもたちがいる」ということで、休校が始まると、弁当を作って、気になる家庭に届けるようになりました。後で聞きましたが、全国のこども食堂で自主的に弁当配布などの取組が始まっていました。そして4月になると「コロナで仕事が休みになったり、こどもが家にいるので仕事を休んだ上に食費がかかる」などひとり親家庭が「厳しい」と聞き、すぐに弁当を配ることを決め、5月12日から毎週150食を10週間連続で配布しました。特に財源を考えずにスタートしましたが、テレビや新聞での報道のお陰で、終わる頃には弁当1,500食75万円分の御寄付をいただくことができました。

その後も「みんなにエール!弁当」は山口市内で毎月、他にも萩市、美祢市、下松市、光市での地元市役所は社協の皆さんの御協力で継続して配布しています。延べで毎年30回程度5,000食を配っています。2020年5月、コロナ緊急支援の民間助成金が採択され、県内のひとり親家庭を対象に「宅食(食品の託送)」「食事券」「買物券」「県産新米」をプレゼントする「ごちそうさまプロジェクト」を開始し、現在も継続してのべ4,000家庭にお贈りしました。食品配布(フードパントリー)は県内のこども食堂と連携した「県下一斉フードパントリー」や、山口市内を対象としたこども明日花プロジェトの拠点(なのはなハウス)での配布など、いろいろな形で実施しています。物価高が続く中、こうした「食」支援へのニーズが大変高まっており、申込受付の開始後、すぐに定員に達してしまいます。

日本財団「こども第三の居場所」萩拠点・山口拠点の開設
日本財団「こども第三の居場所」助成事業を活用して、萩市の萩・明倫学舎内に2022年6月「Waku② BASE(わくわくベース)」を開設、そして、2026年2月には山口市大内に「ぽえぽえBASE」を開設し、こども第三の居場所として、こどもたちの受入を行っています。地域のボランティアがつくる手づくリの食事や優しい学生ボランティアとの交流により楽しんでいます。

こどもたちへの支援とともに、「社会を変える仕組み=ファンドレイジング」をもう一つの柱に!
社会課題の解決に取り組むNPOとして、活動に必要な資金を寄付や助成金などにより調達し、行政等からの補助金や委託料に頼らない取組である「ファンドレイジング」を「こども明日花プロジェクト」の活動の柱としました。こどもの貧困など「社会課題」があることを示し、私たちNPO法人がどんな方法で解決するのか、その解決のためにどのくらいの資金が必要となるか、をお示しして、企業や個人の皆さんに対して「御寄付」のお願いをさせていただいています。㈱池田建設様、サン・ロード㈱様、㈱TAMARU様とは連携協定を結び、「こどもの未来応援企業」として継続した御支援をいただいています。また募金箱や寄付付き自動販売機も設置しています。

認定NPO法人への御寄付は「税制優遇」の対象になります
私たちは2018年県から「認定NPO法人」として認証され、当法人への御寄付は「税制優遇」の対象となり、個人の方は確定申告で一部が還付され、企業では損金処理が認められています。また、私たちの活動となった山口県共同募金会の「赤い羽根テーマ募金」に毎年参加し、こちらも税制優遇の対象として活用いただいています。
これまでに多くの民間助成金による御支援をいただいています
「ファンドレイジング(自らの資金調達)」の一環として、これまでにも、多くの民間助成金による御支援をいただいています。2016年5月発足後、7月に内閣府「こどもの未来応援基金」助成事業の第1回募集に応募、全国の100団体とともに採択されました。最近では休眠預金事業や日本財団「こども第三の居場所」助成事業に取り組んでおり、困窮者支援を目的とした「WAM助成」により、「みんなにエール!弁当」「定期パントリー」などを実施しています。

<代表あいさつ>活動10年を経て、私たちはこれからも困難を抱える子どもたちや家庭を支えていきます
2016年5月「こども明日花プロジェクト」を立ち上げ、最初の活動に参加した小学1年生を見て「この子の10年後は」と考えたことを覚えています。小学1年生は今、高校2年の年齢になっています。学習会に参加した中学3年生は24歳。ほとんどのこどもたちとは何年かの付き合いですが、継続した支援や、卒業後も活動日に顔を出してご飯を食べたり、赤ちゃんを連れてくるこどもたちもいます。多くのこどもたちの成長を見せてもらえることはとても有り難いことです。一方で、この間、コロナ禍や物価高騰もあり、ひとり親家庭等など厳しい環境が続いており、その切実さは10年前とは全く違っています。私たちの活動がそうした家庭の少しでもお役に立つことができたらと思い、これからも活動を進めていきます。これまで、私たちの活動を支えていただいた本当に多くのボランティアや多くの御寄付をいただいた企業や個人の皆様に心から感謝申し上げますとともに、今後も引き続き、御理解と御支援を賜りますよう、よろしくお願いします。 認定NPO法人山口せわやきネットワーク 代表 児玉頼幸
ソニー銀行様からのメッセージ
このたびは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」へのご参加、誠にありがとうございます。
貴団体が2016年より取組まれている「こども明日花プロジェクト」は、子どもたちの現在の困難に向き合い、将来の選択肢を広げるための重要な活動であり、その支援は直接的な社会的インパクトにつながるものと考えています。
本プロジェクトを通じ、物価高の影響で食費の捻出が困難になっているひとり親家庭などへの食支援が広がり、食費に対する不安やストレスの緩和、また日々の生活に追い込まれることで起こり得る育児上の負担や孤立を軽減させると同時に虐待などのリスクを回避できることに期待しています。
また本取組により、SDGs目標である「No1 貧困をなくそう」「No2 飢餓をゼロに」「No3 すべての人に健康と福祉を」「No10 人や国の不平等をなくそう」「No17 パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献できることを願っています。
このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです。
「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」では、寄付決済時に発生する決済手数料をソニー銀行が協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額 NPOに届けます。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透および NPOの社会課題解決に向けた活動を支援することが可能です。
▼GIVING for SDGs特設サイト
https://congrant.com/jp/corp/sonybank/givingforsdgs.html
▼ソニー銀行のウェブサイト
https://sonybank.jp/?cid=cf_gf...
▼ソニー銀行 ご家族・ご友人紹介プログラム
https://sonybank.jp/campaign/introduction/01.html?utm_source=otr&utm_medium=link&kid=cf_gfs052_01&cid=cf_gfs052_03

