

男の子の責任も、
社会の責任も、
いま、
女の子が背負っている
ちょっとした好奇心だった。
強く断れなかった。
好きな人に嫌われるのが怖かった。
そんな「一度くらい」のことで一生つづく心の痛みを背負うことがある。
「妊娠してしまうかもしれない」
そんなとき95%の確率で妊娠を防ぐアフターピルは、いま日本で1錠約1万円もする。
未成年の約半数がこの薬の服用を金額を理由にあきらめているという。
お金がなくても、だれにも相談できなくても、女の子が自分で自分のからだを守れるように。
一般社団法人ソウレッジは、緊急避妊薬の費用負担の低減や性教育の普及のための政策提言、性の悩みを相談できるユースクリニックの普及、性に関して相談に乗れる大人を増やすための研修・海外視察などの活動を行っています。
若者がいつでも「性の困りごと」を解決できる環境をつくる
私たちは、若者支援をする病院、団体などが、継続して若者の性の困りごとを支援していける環境を整えます。
そして、性の困りごとを抱える可能性のある「ふつう」の若者が、予期せぬ妊娠や中絶、出産0日虐待死をしなくていい社会をつくります。
- 北欧の性教育・ユースクリニック視察「SowLinks」
若者が性の困りごとを相談する居場所「ユースクリニック」を日本に広めるため、視察研修を通じて、北欧の政治家やNPO・社会的団体とそこに関心がある人たちを繋げます。 - 政策提言
若者の妊娠出産にまつわる困りごとを解決するため、政策提言を行います。 - 性教育研修「ブレイクすごろく」
学校や子ども支援を実施する施設に専門家が出張し、生理、恋愛、DV、避妊、などさまざまな困りごとの解決策を一緒に模索します。
代表・鈴木莉帆からのメッセージ
誰もが、自分の人生を自分で選び取れる社会の実現に向けて、
これからも一歩ずつ歩みを進めていきます。
ソウレッジに関心を寄せていただき、ありがとうございます。
ソウレッジは2019年の設立以来、性教育の普及や避妊薬へのアクセス改善に取り組んできました。
2022年には「緊急避妊薬をきっかけに性知識を届ける」クラウドファンディングを実施し、多くの方々と出会い、ご支援をいただきながら活動を進めてまいりました。
知識がなかったことや、相談できる人がいなかったことによって、予期せぬ妊娠や深い傷を抱え、自分の人生が望まぬ方向に変わってしまう――そんな経験をする人が、今もなお少なくありません。
だからこそソウレッジは、性に関する正しい知識があり、気軽に相談できる大人がいて、必要なときに避妊薬にアクセスできる社会――
つまり、一人ひとりが自分の人生を自分で選び、歩んでいける社会の実現を目指して活動を続けています。
これからも、素敵な仲間たちと共に学び、つながりながら、歩みを進めていきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木莉帆プロフィール
2019年早稲田大学国際教養学部卒業後、株式会社クラウドワークスにてフリーランス紹介事業のキャリアアドバイザー・法人営業・toBマーケティングの業務に従事。その後、新規事業co-livingサービスの開発に携わる。
その傍らで2022年より一般社団法人ソウレッジにて性教育研修の開発に携わり、2023年より副代表理事に就任。教育者向けの性教育研修や、北欧の性教育を視察する事業、政策提言を推進。
2023年よりフィランソロピー・アドバイザーズ株式会社にて、財団運営やフィランソロピー・アドバイザリーの事業に従事(現在も継続)

